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ここに載せているのは、あくまで私の撮影方法と設定です。参考程度に見ていただければと思います。
鳥の撮影方法は、人により千差万別だと思います。私は、散策しながら、手持ちで鳥を撮影する”散策型”です。マイクロフォーサーズ規格のOM-1 markⅡは、比較的軽量で”散策型”の撮影に非常に適しています。(レンズは、M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS Ⅱを使用しています。)
”散策型”の撮影は、”鳥との出会い”で撮る撮影方法なので、そのシチュエーションは様々です。”待ち受け型”のように、あらかじめ設定して撮影に臨むわけではありません。状況を見ながら、設定を変えていかなければなりません。
ただし、すべての設定をその場でしていると、鳥は逃げてしまいます。そこで、カスタムモードに、いくつかのシチュエーションに対応した設定をセットしておきます。そして、その都度、絞りシャッタースピードを調整していきます。
撮影モードは、M(マニュアル)モードで撮っています。
”散策型”の撮影の場合、シャッタースピードを優先したい場面と、絞りを優先したい場面があります。それぞれ、SS優先モード、絞り優先モードがありますが、操作方法(特にダイアル関係)が異なります。2つのモードを使い分けていると、現場で混乱し、シャッターチャンスを逃すことが多々ありました。M(マニュアル)モードを使っているのは、そのためです。
M(マニュアル)モードは難しいと思う方もいらっしゃいます。しかし、ISOをAUTOに設定し、このISOを見ながらシャッタースピードと絞りを調節すれば、意外に簡単です。もちろん、厳密に設定しなけらば気のすまない方には、私のアバウトなやり方は合わないと思いますが。
基本は、絞りは開放、シャッタースピードは止まりものなら1/200を基準に設定をしておきます。鳥に照準を合わせISOを確認し、鳥の動きによりシャッタースピードを変化させ、なおかつ、ISOがなるだけ低くなるように調整します。止まってじっとしている鳥ならば、手振れ補正の強いOM-1 markⅡでは、シャッタスピードは1/125や1/60でもいけます。
逆に、晴天など明るくて、ISOがLOWになるようであれば、絞りを絞るまたは、SSを早くして対応します。飛翔ものも、基準のシャッタスピードを1/2500に基本設定としていますが、撮影方法は基本的には同じです。
シャッタースピードの目安は、じっとして動かない鳥は1/60~1/125、エナガやメジロなど節操のない鳥は1/250~1/500。飛翔シーンは、1/2500以上、飛び出しシーンは1/3200以上です。
写真的には、ISOが低いほど画質は良くなる傾向があります。また、絞りは解放より1段くらい絞るとよいといわれます。その代わりに、シャッタースピードが稼げなくなります。シャッタースピード、絞り、ISOの兼ね合いは、経験を積むしかありません。私もまだまだ勉強中です。
基本的な私の撮影方法は、こんな感じです。
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共通設定として、撮影モードはM(マニュアル)モード、ISOはAUTOに設定しています。記録形式は、RAWです。理由は、DxO PureRAWというAIノイズリダクションを搭載したRAW現像ソフトを使っているためです。
DxO PureRAWは、劇的に解像感が増します。また、被写体検出の鳥認識機能は、基本的にONにしています。
ISOボタンに被写体検出OFFを割り当てています。また、Fnレバーに、オートフォーカスC-AF/S-AF切替を割り当てています。枝被りや、多くの鳥がいる時などは、いつでも鳥認識のON/OFFやC-AF/S-AFの切り替えができるようにしています。
| モード | M(マニュアル)モード |
|---|---|
| ISO | AUTO |
| 記録形式 | RAW |
| 鳥認識 | ON |
| ISOボタン | 被写体検出off |
|---|---|
| Fnレバー | C-AF/S-AF切替 |
カスタムモードC1は、止まりものの設定です。
シャッターボタンを押すたびに、連写間隔は広めで3枚ずつ連写するように設定しています。
ただ、単写の方が歩留まりが良いのではと、現在検証中です。
シャッタースピードは、止まりものの平均的な値として仮に1/200として、後は鳥の種類や天候などで微調整します。
ターゲットは、Smallでも良いかと思いますが、鳥認識が結構使えるので、Largeとしています。
その他の設定は、以下の表の通りです。
| モード | M(マニュアル)モード |
|---|---|
| 記録形式 | RAW |
| 単写・連写 | 静音連写 |
| 連写速度 | 5fps |
| 連写枚数制限 | 3枚 |
| 絞り | 開放 |
| シャッタースピード | 1/200 |
| ISO | AUTO |
| AF | C+AF |
| AF追従 | ±0 |
| ターゲット | Large |
| 鳥認識 | ON |

カスタムモードC2は、飛翔ものの設定です。
連写SH2に設定しています。シャッタースピードは1/2500を基準として、後は鳥の種類や天候などで微調整します。
ターゲットはALL、AF追従は+2として、画角いっぱいに粘り強く鳥認識AFを活用します。
その他の設定は、以下の表の通りです。
| モード | M(マニュアル)モード |
|---|---|
| 記録形式 | RAW |
| 単写・連写 | 連写SH2 |
| 連写速度 | 25fps ※1 |
| 連写枚数制限 | 10枚 |
| 絞り | 開放 |
| シャッタースピード | 1/2500 |
| ISO | AUTO |
| AF | C+AF |
| AF追従 | ±2 |
| ターゲット | ALL |
| 鳥認識 | ON |
※1 私が使っている M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS Ⅱは50fpsに対応していません。

カスタムモードC3は、プロキャプチャー設定です。
プロキャプチャーとは、シャッターチャンスの数秒前から時間を遡って記録する機能です。
主に、鳥の飛び出しや、飛び込みなどの撮影に威力を発揮します。
設定は、連写をプロキャプチャーSH2に、シャッタースピードは1/3200に設定しています。
プロキャプチャーの設定で重要なのが、連写枚数制限です。
私はシャッターボタンを押す前を5枚、押した後を10枚の計15枚に設定しています。
これは、個人の反応するタイミングの差がありますので、自分で試行錯誤するしかありません。
私自身も、試行錯誤の最中で微調整を行っていくつもりです。
他の設定は、基本的に飛翔ものの設定と同じです。
人によっては、連写をプロキャプチャーSH1に設定し、連射速度をもっと早く、撮影枚数を多くする方もおられます。
この方が、シャッターチャンスを逃しませんが、ピントが固定されるため、ピンボケの失敗も多くなります。
その他の設定は、以下の表の通りです。
| モード | M(マニュアル)モード |
|---|---|
| 記録形式 | RAW |
| 単写・連写 | プロキャプチャーSH2 |
| 連写速度 | 25fps ※1 |
| 連写枚数制限 | 5枚+10枚(計15枚) |
| 絞り | 開放 |
| シャッタースピード | 1/3200 |
| ISO | AUTO |
| AF | C+AF |
| AF追従 | ±2 |
| ターゲット | ALL |
| 鳥認識 | ON |
※1 私が使っている M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS Ⅱは50fpsに対応していません。

